お知らせ

平成31年始業式

福島鈑金工業株式会社

始業式01

明けましておめでとうございます。

1月7日(月)の始業式から平成31年がスタートいたしました。

社長念頭挨拶は最後に掲載いたします。

始業式02

今年の年始表彰は高能率賞から。

最優秀賞は駒木根主任。

年始03

優秀賞は本田さん。

年始04

能率賞は大堀さん。

年始05

技能検定合格賞は曲げ鈑金1級で渡邉さん。

年始06

成人祝いは熊倉さん。

年始07

新年会では仕入れ・協力会社様からいただいたお歳暮をビンゴゲームで分け合いました。

年始08

以下、社長念頭挨拶です。

おはようございます。

昨年3月25日に会長佐戸川政男氏が亡くなりました。新年のご祝辞は控えさせていただきますが、今年もよろしくお願いします。

年末は31日まで、年始は4日から、お客様のご要望に応えるべく、現場対応をしてくれた社員の皆さんには心から感謝いたします。

その間12月29、30日には大雪が降り、社内人数が少ない中の雪かきもお疲れ様でした。その後は穏やかな日よりで、良い年末年始が過ごせたのではないかと思います。

 

さて、今年4月1日に新しい年号が発表されます。何と命名されるのか、とても楽しみです。

2日午前の平成最後の新年一般参賀で、天皇陛下は集まった人々に「新年おめでとう。晴れ渡った空のもと、皆さんとともに新年を祝うことを誠に喜ばしく思います。本年が少しでも多くの人々にとり、良い年となるよう願っています。年頭にあたり、我が国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります」とあいさつされました。ご自身がご健在なうちに皇位継承されたことは、国の安寧と繁栄を願う陛下の大きなご決断です。我々も一国民としてその想いに応えていこうではありませんか。

 

さて、昨年は安齋啓喜君が高校新卒入社、小川芳亨さんが福島県知事から優良技能検定員として感謝状の授与など、喜ばしいことがありました。また、労災は発生せず、安全で高品質な仕事を収めることができました。今年もお互いに「結の精神」で、気配り・心配りに努めて、安全な業務の遂行をお願いします。

 

昨年の業務実績をここまで振り返ってみますと、大小さまざまな工事・製品製作と多種多様な対応が出来ましたが、両社ともに売上・利益が、やや苦戦しております。しかしながら、年明けから大きな案件がスタートしますので、期末には必ずや目標が達成できるものと大いに期待しています。今後は、ひとり一人が生産性の向上のための業務改善に努めること。そして、お互いに仕事を教え合う風土を確立し、得手不得手はあるとしても、一人二役、三役がこなせる「多能工」を目指し、製造・工事・総務部門全員で自己研鑽に励んでください。そして、期末には皆でその成果を分け合えるように実践していきましょう。

 

昨年の新聞記事のスクラップを振り返ってみると、IoT・AIやEV・自動運転といった技術革新は実現化にむけて大きく前進しています。一方、人口減少・人手不足、働き方改革といった国内の構造的な問題の解決策はいまだ見えていません。米中貿易戦争は終わりが見えておらず、世界経済も不安が増しています。また、大手電機メーカーの業績不振によるリストラは今でも続いていますが、一部では国内回帰の動きもあり、取扱う製品により格差がみられます。金融機関にも稼ぐ力が衰え再編の動きがあります。福島県内建設業元請企業の受注額は3年連続前年割れとなり、地元老舗建設会社が中堅ゼネコンと合併することになりました。老舗だから、大手だからといっても「これまで通り」の経営では生き残ることはできないのです。私たちは、我が社の5つの「行動指針」を実践することで、お客様や地域社会から信頼とされ必要とされる「小さくてもキラリと光る組織」づくりに邁進してまいりましょう。

 

12月の社内研修会では、㈱ライフロールの阿部尚俊先生から、コミュニケーションについて学ばせていただきました。「相手に伝わりやすい伝え方とは?」「変わりたくても変われないのはなぜ?」というケーススタディを基にグループワークをしました。言葉と言葉以外のコミニケション方法を理解した上で、互いに信頼し合い助け合う風土を醸成していきましょう。

 

さて、この3月も高校新卒者1名が入社してきます。安齋君も先輩になりますが、指導するベテラン社員の人財育成に関する力量が求められます。指導方法の計画、実行、評価、改善について自分たちで考え実行してください。

我が社のスローガンは「健康経営」です。会社も社員の皆さんも、心身ともに活力があり病気やケガの心配なく、収入も家庭生活も安定していることです。これを達成するために、皆で健康経営に邁進していきましょう。

 

恒例となりました山形県米沢市小野川町甲子(きのえね)大黒天(だいこくてん)本山(ほんざん) 副山主、 関谷寛明(せきやかんめい)さんのブログから亥(いのしし)年(どし)についてひも解いてみましょう。

【今年は己(つちのと)亥(い)の年です。己(つちのと)は糸のもつれを伸ばすという意味があり、自分の想いをあらためて整理し正す年です。亥(い)は十二支の結びであり、新しい十二年に向け核に力を蓄えるという意味があります。

己と亥は相克の関係にあるため、新旧の価値観が統合されていきます。新しい流れに対して、どのような態度で臨むかも問われます。転換期においては「変えるべきこと」と「変えてはならないこと」を見極めて、取捨選択しなければなりません。

今の生活や価値観で困ることがないと思っていても、周囲は変化を求めていることもあり、また諸行は無常であり好むと好まざるとに関わらず変化していくものです。変化は必然であり前提と考え、変化を悲観するのではなく楽観的にとらえ、最善を尽くすところに新たなる道が開けていきます。 新しい時代に向けた目標を持ち、修養を怠ることなく、変化に適応しながらも自分らしくありたいものです。何事も陰徳を積んでこそ陽報を招くことができますから、一日一善の福徳の種まきを心がけたいものです。

猪は栄養価が高く病気予防になることから無病息災の象徴とされていました。これにあやかり健康で元気な一年にしたいものです。】

 

結びに、社員皆様とご家族の皆様のご健康とご多幸をお祈りし、年頭のご挨拶とさせていただきます。

平成31年1月7日

福島鈑金工業株式会社

(有)佐戸川ダクト鈑金工業所

代表取締役社長

佐戸川 政実